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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのエネルギー省は7日、ロシアのインフラ攻撃の影響で停止していた電力輸出を再開すると発表した。ハルシチェンコ・エネルギー相が再開を認める文書に署名した。昨年10月以降、欧州連合(EU)諸国やモルドバ向けの輸出が止まっていた。
ハルシチェンコ氏は、この2カ月ほど電力インフラが消費制限することなく稼働しているとし「最も厳しい冬を乗り越えた」と強調。国内供給を優先し、余剰分を輸出に回すと説明した。状況が変われば再び停止することもあり得るとした。
ロシア軍は昨秋からインフラを集中的に攻撃。首都キーウ(キエフ)を含む各地で大規模な停電が起きた。