統一選前半戦、9日に投開票

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共同通信

 統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選、41道府県議選、17政令市議選が9日投開票される。少子高齢化や物価高で地域経済が疲弊する中、活性化策を託す首長や議員を選ぶ好機となる。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題も問われる。与野党は次期衆院選に向け、足場となる地方での勢力拡大を目指しており、選挙結果は岸田政権の評価となる。

 知事選は、北海道、神奈川、福井、大阪、奈良、鳥取、島根、徳島、大分の9道府県であり、現職8人、新人25人の計33人が立候補した。自民党の地方議員らが支援する候補と日本維新の会系候補が争う大阪府知事、市長の「ダブル選」と奈良が焦点だ。