減税日本、改選前から5増

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共同通信
名古屋市議選の結果を受け、記者団の取材に答える河村たかし市長(左)=9日深夜、名古屋市

 名古屋市の河村たかし市長が代表を務める地域政党「減税日本」は9日投開票の市議選(定数68)で、改選前5増の14議席を得た。9選挙区で競合し、全面対決となった日本維新の会は3減の1議席だった。

 河村氏は市内で記者団に「大勝利だ。税金を払う人たちのために政治をしてほしいという期待がすごく大きく、それを裏切る者は許さないという強い意志が示された。大変ありがたい」と述べた。競合区のうち、4選挙区は減税の新人らと、前回減税から当選し、任期中に維新へ移った現職が対決した。

 両党は昨年の参院選愛知選挙区で共闘。統一選では、公認を巡る協議が破談となり、共闘を解消した。