Published by
共同通信
共同通信
第20回統一地方選は9日、前半戦の9道府県知事選と6政令市長選などが投開票された。大阪の府知事、市長の「ダブル選」は日本維新の会系の政治団体大阪維新の会が再び制した。自民支持層が割れ保守分裂選挙となった奈良は維新候補、徳島は無所属新人の元衆院議員後藤田正純氏(53)が当選確実となった。与野党対決の北海道、大分は自民推薦候補が勝利した。神奈川、福井、鳥取、島根の4知事選は与野党の相乗り支援の現職が勝ち上がった。
41道府県議選、17政令市議選も投票が行われた。
大阪ダブル選は、大阪維新の現職吉村洋文氏(47)が府知事選で、元府議横山英幸氏(41)が市長選で勝利した。奈良は維新新人で元生駒市長の山下真氏(54)が、無所属新人の元総務官僚の平木省氏(48)や5選を目指した現職の荒井正吾氏(78)らに勝った。保守3分裂となった徳島は後藤田氏が自民の元参院議員三木亨氏(55)、6選を目指した無所属の現職飯泉嘉門氏(62)らを下した。
北海道では自民、公明推薦の現職鈴木直道氏(42)が再選確実となった。