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共同通信
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大分県知事選は9日、無所属新人の前大分市長佐藤樹一郎氏(65)=自民推薦=が、無所属新人の前参院議員安達澄氏(53)を破り初当選を確実にした。
佐藤氏は公明党県本部や経済団体の推薦も得て組織戦を展開した。退任する広瀬勝貞知事(80)の県政運営の継承と、自らの行政経験をアピール。保守層に加え野党支持層にも浸透し、20年ぶりの新人対決を制した。
共産と社民両党が県組織レベルで支援した安達氏は、ボランティア中心の「草の根」運動を重ねて浸透を図った。「惰性を断つ」と県政刷新を訴えたが、及ばなかった。
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