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共同通信
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政府は10日、2026年春に卒業する学生(現在の大学2年生ら)を対象とした就職活動ルールを一部見直し、高い専門性を持つ学生に関しては採用選考活動を前年の3月から可能とすることを決めた。インターンシップ(就業体験)の実施が条件で、現行ルールから3カ月の前倒しとなる。
10日に開いた就職活動日程に関する関係省庁連絡会議で決めた。25年春に卒業する学生(現大学3年生ら)については、広報活動を前年の3月以降、採用選考活動を6月以降、内定を10月以降とする現行日程を維持することを確認した。25年卒以降は、企業がインターンシップで得た学生の情報を採用選考に活用できるようにする。