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共同通信
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政府は11日、国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を首相官邸で開き、有事の際の防衛省と海上保安庁の連携の在り方を定めた「統制要領」の方向性を確認した。関係者によると、防衛相が海保の長官を指揮すると明記。一方で、自衛隊は防衛に専念し、海保は後方で捜索・救難や国民保護などを担当するとの役割を明確化する。月内にも正式決定する。
政府は昨年12月に決定した国家防衛戦略で「武力攻撃事態における防衛相による海上保安庁の統制要領を含め、必要な連携要領を確立する」と言及。有事における海上自衛隊と海保の連携を強化するため、統制要領の策定を進めていた。
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