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共同通信
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岸田文雄首相は11日、中東ヨルダンのアブドラ国王と官邸で会談した。緊張が高まるイスラエルとパレスチナを巡る情勢に深刻な懸念を共有。中東和平実現を目指し、一方的な措置の自制が必要だとの認識で一致した。
岸田氏は会談後の共同記者発表で、周辺各国と良好な関係を築くヨルダンを「中東地域の平和と安定の要だ」と位置付け、緊張緩和へ協力する考えを示した。アブドラ氏は「中東和平は地域全体にとって欠かせない。暴力を刺激するような行動は慎むよう呼びかけてほしい」と訴えた。
両首脳は会談で、安全保障協力の一環としてサイバーセキュリティーに関する協議の枠組み創設で合意した。