銃暴力犠牲者の葬儀で発砲、逃走

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共同通信

 【ワシントン共同】米首都ワシントンの葬儀場の外で11日、何者かが銃を発砲し、警察によると1人が死亡、3人が負傷した。3月下旬に銃撃で殺害された男性ステフォン・キャロルさん=当時(24)=の葬儀が終わり、参列者が外に出たところを狙われたとみられる。発砲した人物は逃走し、警察が行方を追っている。現場は連邦議会の東約5キロの住宅街。

 キャロルさんの家族は葬儀の警備強化を求め、警察は普段より多くの警察官を周辺に配置していたが事件を防げなかった。警察は特定の人が狙われたとみている。

 記者会見した警察幹部は「葬式で他人を狙うとは、どれだけ人間としての品位が低いのか」と非難した。