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共同通信
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【ロンドン、ワシントン共同】バイデン米大統領は12日、英領北アイルランドのベルファストで演説し、北アイルランドの帰属を巡る住民間の紛争を終わらせた1998年の和平合意から今月で25年となったことを祝福した。親英派と分離派の住民の融和を訴え「北アイルランドの人々を支え、和平を保つことは米国の民主党、共和党にとって優先課題だ」と述べた。
バイデン氏は演説で「和平合意は最もひどく損なわれた時でも、修復できるという希望をわれわれに示してくれた」と合意を評価し、米国が支援を続けると強調した。演説に先立ち、英国のスナク首相と会談した。