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共同通信
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【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比38.29ドル安の3万3646.50ドルで取引を終えた。物価上昇率の高止まりを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測から売り注文が優勢となった。
朝方発表された3月の消費者物価指数(CPI)で変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の前年同月比上昇率は5.6%となり、2月から拡大。FRBが物価高を抑えるため、金融引き締めを続けるとの見方が強まった。