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長屋正面の非常階段を上ってみては?
NJ州ジャージーシティ、アート作品が好評

マンハッタン南端のバッテリーパークからハドソン川を挟んだ対岸、ニュージャージー州ジャージーシティの「リバティー・サイエンス・センター」で、目の錯覚を利用したアート作品が好評を博している。
マンハッタンでおなじみのブラウンストーン(長屋)の正面に設置された非常階段を上ったり、窓からぶら下がったり、窓に立っているかのように見えるから不思議だ。
作品は、アルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ・エルリッヒ氏が制作。地上に置かれたビルの模型の上で、人が動きを見せると、近くの真上に斜めに立てられた巨大な鏡にミステリアスな光景が映り、目に入る仕組みだ。
動いている本人も斜め上を見上げれば、自分の姿を確認できる。リアルを追求しており、非常階段のほか、デリも組み込まれている。
公式プレスリリースは「この光景が真実であるかのように錯覚させる」と指摘。エルリッヒ氏による同様の作品は、今回が初めてではなく、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのほか、ロンドン、パリでも披露したという。
エルリッヒ氏は「私の考えるアートとは、われわれの世界観に疑問を投げかけるために存在している」と強調する。アート作品は夏まで展示される予定。(10日、タイムアウト)

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