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共同通信
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【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領は13日、一族が経営するトランプ・オーガニゼーションが自社の資産価値を偽ったとする民事の詐欺案件に絡み、宣誓証言のためニューヨーク州司法当局に出向いた。米メディアが伝えた。
昨年8月に同当局に出向いた際には黙秘権を行使したが、今回は証言に応じると弁護士が話しており、注目されている。
2011~21年、所有する不動産の資産価値を過大に見せかけ、金融機関から有利な条件で融資を受けて不正に利益を得たなどとして検察が民事、刑事の両面で調べていた。
民事はニューヨーク州司法長官が昨年9月、前大統領や長男ジュニア氏、長女イバンカ氏らを提訴した。