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共同通信
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加藤勝信厚生労働相は14日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスが5類に移行した後、発症翌日から5日間は外出の自粛を推奨すると正式に表明した。5日目に症状が続く場合は、熱が下がるなどしてから24時間程度が経過するまで延長、発症後10日間はマスク着用を呼びかける。
現在、感染症法に基づき症状があれば原則7日間の自宅療養などを求めている。5類移行後は、療養するかどうかが個人に委ねられるようになるため、政府が判断の基準を示す形。
永岡桂子文部科学相も14日、感染した児童生徒の出席停止期間を「発症から5日間が経過し、かつ症状軽快後1日を経過するまで」に短縮すると明らかにした。省令改正のため同日から意見公募を実施する。
国立感染症研究所の分析では、発症後5日間でウイルス量は大幅に減り、7日間でほとんど検出されなくなる。ただ発症後10日間が経過するまではウイルスを排出する可能性があるため、マスク着用や、高齢者ら重症化リスクが高い人との接触を控えるなどの配慮を求める。