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共同通信
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【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比383.19ドル高の3万4029.69ドルで取引を終えた。FRBが利上げを近く停止するとの観測が広がり、景気の先行き期待から買い注文が膨らんだ。ほぼ全面高となり、前日終値からの上げ幅は一時400ドルを超えた。
朝方発表された3月の米卸売物価指数で、モノとサービスを合わせた総合指数の前年同月と比べた伸び率が2年2カ月ぶりの低水準となった。インフレの鈍化が鮮明になり、FRBが過度に利上げして景気後退に陥るとの警戒感が和らいだ。
ナスダック総合指数も反発し、236.93ポイント高の1万2166.27。