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共同通信
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【北京共同】中国の習近平国家主席とブラジルのルラ大統領は14日、北京で首脳会談を行い、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り「対話と交渉が危機を解決する唯一の道だ」として、関係国の対話が重要との認識で一致した。中国国営中央テレビが伝えた。政治的な解決のため、各国に建設的な役割を果たすよう呼びかけた。
習氏は「重要な新興国であるブラジルとの外交関係を優先的に位置付ける」と述べ、両国関係を重視する考えを表明した。習氏は米国との対立をにらみ、中国とブラジル、ロシア、インド、南アフリカで構成する新興5カ国(BRICS)の結束を固めたい考えだ。