北朝鮮ミサイル情報、即時共有へ

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共同通信

 【ワシントン共同】日米韓3カ国は14日、局長級の防衛実務者協議(DTT)をワシントン郊外の国防総省で開いた。課題となっている北朝鮮の弾道ミサイル発射情報の即時共有を議論し、実現への取り組みを続ける方針を確認。日韓関係改善が進んでいることを受け、米国を中心とした3カ国の防衛協力を進める。

 局長級のDTTは2020年5月以来、約3年ぶりの開催。日米韓は22年11月の3カ国首脳会談で、情報の即時共有の方針で一致していた。14年に合意した北朝鮮の核・ミサイルに関する日米韓の防衛機密情報共有の取り決め(TISA)などの枠組みを活用する。