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共同通信
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【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比143.22ドル安の3万3886.47ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの長期化を警戒した売り注文が優勢となった。
朝方発表された3月の米鉱工業生産指数の前月比上昇率が市場予想を上回り、利上げ長期化懸念が強まった。金融引き締めに積極的なタカ派のウォラーFRB理事が、一段の利上げが必要との認識を示したことも売りを誘った。前日に380ドル超上昇していたため、利益確定売りが出たのも相場を押し下げた。