花粉症シーズン、例年より長く
喘息発作などに注意
今年の春のアレルギーシーズンは、例年より長期化し、花粉症患者にとって厳しいものとなる事が予測されている。
３日付のニューヨーク市保健局の広報は、カエデやシラカバ、オークなどの花粉が、目のかゆみや鼻水だけでなく、病院の受診を必要とするほどひどい喘息発作を引き起こす可能性があると医師らに忠告している。
暖冬や早い春の訪れ、初霜の遅れなど、気候変動により、温暖な時期が長くなり、花粉の生産が増強され、空気中の花粉の増加がより急で激しいものとなっている。これまで、鼻水やくしゃみだけだったのが、呼吸困難に陥り、救急病院に行く必要に迫られる可能性もある。
喘息や季節性アレルギー患者は、4～5月の花粉の影響がピークに達する前に、早急にアレルギー薬を服用することが推奨される。
学齢期の子供を持つ保護者は、医師が署名した「喘息投薬管理票」を提出し、必要に応じて薬を貰えるよう準備する。また、薬の服用や救急車を呼ぶタイミングについて事前に医師に相談、花粉の多い日は窓を閉め、屋外での活動を控えることが望ましい。（14日、ゴッサミスト）
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