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共同通信
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【カイロ共同】スーダンからの報道によると、首都ハルツームなどで15日、スーダン軍と民兵組織「即応支援部隊」が戦闘を繰り広げた。激しい銃声や爆発音があったが、死傷者の有無などは不明。即応支援部隊はハルツームの国際空港や大統領府などを掌握したとの声明を出したが、軍は全ての空港と基地を維持しているとした。
スーダン軍は2021年10月にクーデターで実権を掌握した。民政移管に向けた協議が続いていたが、即応支援部隊の軍への統合などを巡り、両者の間で緊張が高まっていた。
即応支援部隊は2000年代のダルフール紛争で住民を虐殺した民兵組織が母体とされる。