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共同通信
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ロシアが侵攻したウクライナ南東部の激戦地、マリウポリで撮影中にロシア側に殺害されたリトアニア人監督の遺作となったドキュメンタリー映画「マリウポリ 7日間の記録」の全国公開が15日から始まった。来日したフランス人プロデューサーが東京・渋谷の映画館で上映後に舞台あいさつし「映画を通して惨状を知ってほしい」と語った。
地平線から立ち上る黒煙と炎、絶え間なく響く雷のような砲撃のごう音―。音楽やナレーションはなく、死と隣り合わせの状況で続く人々の生活や、ありのままの光景をカメラに収めた。
映画は日本語字幕付きで112分。