スーダンの戦闘、死者185人に

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共同通信

 【ニューヨーク共同】アフリカ北東部スーダンを担当する国連のペルテス事務総長特別代表は17日、現地からオンラインで記者会見し、正規軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」による大規模な戦闘で少なくとも185人が死亡、1800人以上が負傷したと明らかにした。

 国連安全保障理事会は現地情勢を協議する緊急会合を非公開で開催し、ペルテス氏が状況を説明した。会合後、アフリカの理事国ガーナ、ガボン、モザンビークの代表は記者団に「戦闘が本格的な紛争になる恐れがある」と危機感を示し、正規軍とRSFの双方に即時停戦と対話による政治的解決を求めた。