Published by
共同通信
共同通信
【サンパウロ共同】ロシアのラブロフ外相は17日、ブラジルを訪問しルラ大統領やビエイラ外相と会談した。ルラ氏はロシアが侵攻するウクライナの和平のために多国間交渉の枠組みづくりを推進したい考え。ブラジルメディアなどによると、ラブロフ氏はビエイラ氏との会談でブラジルの和平仲介に向けた意欲に謝意を示し、ロシアは「長期的な解決策」を必要としていると話したという。
ビエイラ氏は欧米のロシアに対する経済制裁を批判し、侵攻の平和的解決を支持するとした。ルラ氏は16日、訪問先のアラブ首長国連邦で欧米がウクライナに武器を供与することで戦争を長期化させているなどと非難していた。