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共同通信
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先進7カ国(G7)外相は長野県軽井沢町で17日、2日目の討議を行った。ロシアのウクライナ侵攻や中国の覇権主義的な行動に関して、力による一方的な現状変更に反対していくことで一致した。東・南シナ海情勢への深刻な懸念も共有。法の支配に基づく国際秩序維持のため連携を図った。「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国との協力強化でも合意し、20カ国・地域(G20)議長国のインドとの連携深化を確認した。
ウクライナ和平の在り方についても意見交換した。林芳正外相は記者団に、G7としてロシア軍の即時かつ無条件の撤退を求めていくと強調した。