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共同通信
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【ベルリン共同】ポーランド政府は18日、輸入を禁止していた隣国ウクライナ産の穀物について、ポーランドの通過を認めると発表した。衛星利用測位システム(GPS)で追跡できるようにし、ポーランドに流入しないよう監視することでウクライナと合意した。欧州メディアが報じた。
ポーランドは15日、ウクライナ産の穀物など安価な農産物が流入していることを受け、自国農家を守るために輸入を禁じると発表。ハンガリーとスロバキアも同様に輸入停止を表明していた。
ウクライナ産の穀物はロシアのウクライナ侵攻で黒海経由の輸出が停滞。陸路で運ばれるようになった穀物がポーランドなどに流入していた。