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共同通信
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【カイロ共同】サウジアラビアのファイサル外相は18日、シリアの首都ダマスカスを訪れ、アサド大統領と会談した。シリア国営通信が伝えた。シリア内戦当初、反体制派を支援した地域大国サウジが、急速にアサド政権との関係修復を進めている。
サウジは5月19日に首都リヤドで開くアラブ連盟の首脳会議にアサド氏を招待する方針と伝えられている。シリアのアラブ連盟復帰の可能性が取り沙汰されているが、カタールなど一部加盟国が反対しているとされる。
ファイサル氏は今月12日、サウジ西部ジッダを訪れたシリアのメクダド外相と会談。両者は、2国間の航空便や領事業務の再開手続きを始めると表明していた。