日米、広島サミット成功へ連携

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共同通信
ブリンケン米国務長官(左)と握手する岸田首相=18日午後、首相官邸

 岸田文雄首相は18日、来日中のブリンケン米国務長官と官邸で会談し、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)成功に向けた日米の連携を確認した。首相は「法の支配に基づく国際秩序維持のため日米で力を尽くしたい」と伝え、ブリンケン氏は「サミット成功へ引き続き努力したい」と応じた。

 両氏は、日米の安全保障協力や経済関係に関し意見交換。ブリンケン氏は「同盟の抑止力と対処力を一層強化し、経済関係もさらに深めたい」と述べた。16~18日に長野県軽井沢町で開かれたG7外相会合では「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国への関与について多くの時間を割いたとも説明した。