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共同通信
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訓練飛行していた海上保安庁のセスナ機が大分県宇佐市の農地に不時着した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官が19日、現地調査を始めた。機体を詳しく調べ関係者に話を聞くなどして、原因の特定を進める。
不時着したのは、単発プロペラ機セスナ172。40代の男性教官と20代の男性研修生が乗り、18日午前に北九州空港を離陸した。宇佐市上空で操縦感覚を養う訓練中にエンジンの出力が低下する不具合が起き、緊急事態を宣言した。
不時着した機体はひっくり返った状態になった。損傷の程度が大きかったため、国土交通省が航空事故に認定していた。