米国、親イラン組織幹部に懸賞金

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共同通信

 【ワシントン共同】米国務省は18日、レバノンを本拠とする親イラン民兵組織ヒズボラの幹部イブラヒム・アキル容疑者の居場所特定につながる情報に最大700万ドル(約9億3800万円)の懸賞金を出すと発表した。国務省が2019年9月に特別指定国際テロリストに指定している。

 1983年4月に63人の犠牲者を出したベイルートの米大使館爆破事件から今月18日で40年に当たる。アキル容疑者は、同事件や同年10月、ベイルートの米海兵隊司令部で241人が死亡した爆破事件の犯行を主張したヒズボラ傘下の過激派組織「イスラム聖戦機構」の主要メンバーだった。