Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】シャーマン米国務副長官は18日、ロシアのプーチン大統領が3月に戦術核兵器をベラルーシ領内に配備する計画を発表したことについて「対処し、非難しなければならない。緊張を高める危険なものだ」と批判した。ワシントンで開かれた大量破壊兵器の不拡散に関する北大西洋条約機構(NATO)の会合で述べた。
シャーマン氏は、計画はプーチン氏による核の威嚇の一環で、今後もウクライナや欧米をけん制し続けるとの見方を示した。現時点でベラルーシへの配備の動きは確認されていないとした。
ロシアが戦術核の使用に踏み切る可能性にも懸念を示した。