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共同通信
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【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領は19日配信のロイター通信のインタビューで、ロシアの侵攻を受けるウクライナで多くの民間人が犠牲になるような大規模攻撃があった場合、軍事支援を検討する考えを示した。韓国はロシアとの関係を考慮しウクライナへの殺傷兵器の提供を否定してきたが、方針を変える可能性が出てきた。
報道によると、尹氏は「民間人への大規模な攻撃や虐殺、深刻な戦争法の違反など国際社会が容認できない状況となれば、人道支援や資金援助だけを主張するのは難しい」と述べた。ロシアが核兵器や生物・化学兵器など大量破壊兵器を使用した場合を念頭に置いた発言とみられる。