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共同通信
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【北京共同】19日の北朝鮮メディアによると、金正恩朝鮮労働党総書記は18日に国家宇宙開発局を現地指導した際に「多様な衛星の開発が加速するのに合わせ、標準化され信頼性の高い運搬ロケット生産を本格的に進めるべきだ」と述べた。ミサイルとは別に衛星用ロケットの量産も始めるとみられる。
指導には党の宇宙開発や軍需担当幹部のほか、金日成総合大と金策工業総合大の総長が同行した。金正恩氏は教育・科学研究部門の衛星開発参加と政府の投資増大の必要性を強調し「宇宙産業の成長は総合的国力を見せつけることになる」と指摘。衛星技術を民生分野に活用して住民の生活向上につなげる計画を示した。