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共同通信
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【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比79.62ドル安の3万3897.01ドルで取引を終えた。米企業の決算発表が本格化している中で、業績悪化を懸念した売りが出た。
既に発表された決算の一部が市場予想を下回ったのを受け、投資家が警戒感を高めた。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測も相場の重しとなった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、3.82ポイント高の1万2157.23。
個別銘柄では、通信機器のシスコシステムズや保険のユナイテッドヘルス・グループの下落が目立った。保険のトラベラーズは買われた。