セントラルパークのランドマーク的湖畔レストラン「ローブ・ボートハウス」が、この夏に再オープンすることが正式に決まった。ニューヨーク市は17日、新たな経営者となるレジェンズ・ホスピタリティ(LH)と契約を締結した。
市は、LHとの10年契約により、同グループにボートハウスのレストランやスナックバー、手漕ぎボートのレンタルを運営するライセンスを与えた。この契約で、トイレの改修や2つの屋外ダイニングパティオの接続など、320万ドル以上を費やして、スペースを改善することが義務付けられている。LHは、ヤンキースタジアムやワンワールド展望台の売店なども運営している。
ボートハウスの再オープンは夏の予定だが、詳しい日程は明らかにされていない。LHは、6月1日までにボートハウスの改修を完了し、一般利用できるようにする必要がある。
契約書によれば、この期限は公園局の判断で延長が可能。同社は市に対し、ボートハウスの売り上げの一定割合に加え、年間75万ドルの手数料を支払うことが義務付けられている。
ボートハウスは、2020年のパンデミックの初期に全ての従業員を解雇した。21年春、一時的に再開したが、前経営者のディーン・ポール氏は昨年、この場所を永久に閉鎖すると発表した。 (18日、ゴッサミスト)
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