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共同通信
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【カイロ共同】スーダンの正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘は、現地からの報道によると20日も首都ハルツームなどで続いた。両者は19日夕から24時間の新たな停戦で合意したと表明していたが、また破られた。戦闘収束の糸口は見えていない。
一方、スーダン軍によると、同国北部の空港から19日、エジプト軍兵士約180人がエジプトの軍用機で国外退避した。兵士らは訓練目的でスーダン北部メロウェにいた。両国軍は協力関係にある。
ハルツームでは20日も銃声や爆発音が聞こえ、煙も立ち上った。
戦闘は15日に始まり、民間人の死傷者も多数出ている。