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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は20日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、台湾海峡の平和と安定の重要性で一致した。米政府が発表した。マクロン氏は今月上旬に中国を訪問した際、台湾情勢に関して欧州は米中のどちらにも追随すべきではないと述べて物議を醸した。バイデン氏が発言の真意を尋ねた可能性がある。
両首脳はマクロン氏の訪中や習近平国家主席との会談内容などについても意見交換し、対中政策を擦り合わせた。
インド太平洋地域の繁栄と安全、ルールに基づく国際秩序を守るため連携すると確認。ロシアが侵攻するウクライナへの支援継続でも一致した。