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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナが21日までに、隣国スロバキアへの電力輸出を再開した。輸出はモルドバとポーランドに次ぎ3カ国目。ロシアによる昨年秋からの電力施設に対する意図的な攻撃を受けて輸出を停止したが、気温上昇に伴い使用電力が抑制されたほか、破壊された施設の復旧が進み、再開にこぎ着けた。輸出による収入で復旧作業をさらに進める考えだ。
電力会社ウクルエネルゴは通信アプリで「電力需要をカバーするだけの電力生産がある」として、17日にスロバキアへの電力輸出を始めたことを明らかにした。
ウクライナのエネルギー相も、ロシアによる電力施設の破壊は「100%失敗に終わった」と述べていた。