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共同通信
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【カイロ共同】スーダンで正規軍と戦闘を続ける準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は21日、現地時間21日朝から72時間の停戦に合意したと表明した。軍はコメントしておらず、現地からの報道では21日も首都ハルツームや周辺で衝突が続いた。世界保健機関(WHO)は21日、戦闘による死者は413人、負傷者は3500人超に上ったと明らかにした。
戦闘が15日に始まってから21日で7日目。軍とRSF双方のトップは、中東の衛星テレビ、アルジャジーラとの20日の電話インタビューで、相手側を強く非難し、両者とも交渉を拒否した。市民生活に深刻な影響が出る中、戦闘長期化は避けられないとみられている。