ロシア報道官の息子ワグネルに

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共同通信
ロシアのペスコフ大統領報道官=3月21日(タス=共同)

 ウクライナ侵攻に部隊を派遣しているロシア民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏は21日、プーチン大統領の側近の一人であるペスコフ大統領報道官の息子がワグネルの一員として軍事作戦に参加したと述べた。ロシアメディアが報じた。

 プリゴジン氏は軍事記者のインタビューで「リベラル派として知られるペスコフ氏が、米国か英国にいたことのある息子を『砲兵として採用してくれ』と言ってきた。普通に働いてくれた」と明かした。

 プリゴジン氏は名前には触れなかったが、ロシア紙コメルサント電子版は、一時英国に滞在しロシア戦略ミサイル部隊で勤務経験がある33歳のニコライ氏だと伝えた。いつごろ従軍したのかは不明。