拠点ジブチに空自3機到着

Published by
共同通信

 情勢が悪化しているアフリカ北東部スーダンからの在留邦人の退避に向け、日本政府は23日、情報収集など準備を進めた。輸送活動に当たる航空自衛隊機計3機は日本時間の同日、自衛隊の海賊対処活動の拠点があり、3機の待機場所となる周辺国のジブチに到着した。現地では、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が続き、停戦合意は繰り返し破られている。日本政府は現地情勢や各国軍の動向を見極め、退避実現を目指す方針だ。

 空自の3機はC130輸送機とC2輸送機、KC767空中給油輸送機が1機ずつ。21日から22日にかけて日本を出発していた。