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共同通信
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北朝鮮が計画する軍事偵察衛星の発射に備え、「破壊措置準備命令」が出たのに伴い、自衛隊は23日、沖縄県に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備する準備に着手した。同日午前、関連部隊が移動を始めた。政府関係者らへの取材で分かった。
防衛省によると、北朝鮮は19日、「軍事偵察衛星1号機」が完成したとして、打ち上げる計画を明らかにした。同省はこの衛星は事実上の長距離弾道ミサイルで、日本領域に落下する可能性があるとみている。
22日には、浜田靖一防衛相が準備命令を出して、PAC3の配備や、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海上自衛隊イージス艦を展開させるよう指示を出した。