Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】国連経済社会局は24日、インドの人口が今月末までに推計で14億2577万人に達し、中国を抜いて世界最多になると発表した。台湾と香港、マカオを除く中国の人口は昨年に約14億2600万人でピークを迎え、減少に転じたという。
中国は2100年までに10億人を割り込む可能性があり、インドの増加傾向は2064年ごろまで続くと指摘した。国連人口基金は19日発表の報告書で、23年半ばにインドの人口が中国を上回るとしていたが、見通しが早まった。
経済社会局によると、両国とも20世紀後半に人口抑制策を実施した。