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共同通信
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先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)が5月に開かれるのを前に、化学薬品を使ったテロの発生を想定した訓練が25日、成田空港内で行われた。成田国際空港会社(NAA)や消防、警察などから約200人が参加。空の玄関口を狙うテロの脅威に備え、客の避難誘導や救護の手順を確認した。
空港敷地内の施設をターミナルに見立て、不審者が荷物から化学薬品を漏えいさせ、多数の負傷者が出たと想定。警備員が「落ち着いて避難してください」と声をかけて旅客を誘導したり、防護服に身を包んだ消防隊員が倒れた負傷者を抱えて救護したりしていた。