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共同通信
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松野博一官房長官は24日の記者会見で、スーダンの在留邦人退避のため、周辺国ジブチに待機している自衛隊輸送機を調整を終え次第スーダンに派遣し、輸送活動を開始すると述べた。具体的な日時や派遣先の地名は明らかにしていない。
スーダン全土で正規軍と準軍事組織RSFの武力衝突が発生している情勢を踏まえ「出国を希望する人々の安全な退避が国際社会の最も喫緊の課題だ」と説明。関係国と緊密に連携し、対応に万全を期す考えを示した。
フランス政府がスーダンから退避させた自国民ら388人の中に日本人が含まれていると発表したことについては「安全に関わることなので、答えは差し控えたい」と述べた。