ベッド・バス、チャプター11申請
26日から閉店セール
ベッド・バス・アンド・ビヨンドが23日、ついに米連邦破産法11条(チャプター11)適用を申請した。
同社はニュージャージー州本拠で創業52年。今年初から店舗閉鎖や人員削減を始めて生き残りを画策していた。傘下「ハーモン」の店舗もすでに閉じている。一方で、株式市場で資金調達努力を続けていたが失敗に終わった。
今後は資産の一部または全てを売却する予定だ。民事再生が成功すれば営業継続の可能性はあるが、当面は26日から閉店セールを開始する。
同社および傘下の「イ・バイ・ベビー」のアプリは今のところ使用可能。すでにネットを通じて行った注文は配達される。
26日前に購入した商品は5月24日まで返品可能。26日以降の購入は返品不可となる。「ウエルカム・リウォード」やクレジットは5月15日まで有効。ギフトカードは5月5日までだ。有名なクーポンは26日以降使用できなくなる。
閉店セールは大幅な割引で在庫処分を図る。同社のホームページ(https://www.bedbathandbeyond.com)によるとマンハッタン区内はチェルシーの他、トライベッカ、キップスベイ、リンカーンスクエアの店舗が営業中。
クイーンズ区のレゴパーク、ヨンカーズ、ロングアイランドのウエストベリー、ニュージャージー州トトワなどにも店舗が残っている。(23日、ゴッサミスト)
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