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共同通信
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自民党憲法改正実現本部(古屋圭司本部長)は25日、東京都内で役員・タスクフォース委員会議を開いた。岸田文雄首相が出席し、改憲を巡り「国会の議論を深めるとともに、国民的な議論と理解を喚起すべく努力しなければならない」と述べた。衆参両院の憲法審査会で進められている憲法論議の内容を共有した。
会議で首相は、自身が2021年の党総裁選で任期中の改憲実現を掲げた経緯を踏まえ「改憲に対する思いはいささかも変化していない」と強調した。
改憲に向けた国会発議に触れ「具体的な議論を早急に深め、党派を超えて賛同いただける議員を増やす取り組みを進めてほしい」と要請した。