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共同通信
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【サンパウロ共同】ブラジルの連邦警察は26日、今年1月に起きた連邦議会や大統領府の襲撃事件に絡み、ボルソナロ前大統領を聴取した。同氏は容疑となっている扇動などの意図はなかったと否定した。同国メディアが報じた。
襲撃事件はボルソナロ氏が敗北した大統領選で不正があったと信じる同氏の支持者約4千人が実行したとされる。ボルソナロ氏は事件当日の今年1月8日は米国にいたが、同10日に大統領選の公正さを否定する動画をフェイスブックに投稿、11日に削除した。当局はこの行動を問題視し捜査対象に加えた。
ボルソナロ氏は聴取に、動画は個人的に保存していたものを「誤って」投稿したと説明したという。