Published by
共同通信
共同通信
三重県で開かれる先進7カ国(G7)交通相会合を前に、第4管区海上保安本部(名古屋)や愛知県警は27日、中部空港(同県常滑市)の空港島岸壁で不審者対応訓練を実施した。関係機関が連携し、水際対策を強化する。
中部空港海上保安航空基地の谷口由治警備救難課長は「各機関の長所を生かした連携を強化し、万全の対策を講じたい」と話した。
訓練はテロリストが入国を図ったとの想定で、名古屋税関や名古屋出入国在留管理局も参加した。
この日は警察官の職務質問を逃れた不審者役が海に飛び込み、仲間の船に合流。ヘリコプターや巡視艇などが行く手を阻んだ後、海上保安官が船に乗り移って身柄を確保した。