長野・上高地、登山シーズン到来

Published by
共同通信

 日本有数の山岳観光地として知られる長野県松本市の上高地で、登山シーズンの幕開けを告げる開山祭が27日、行われた。新型コロナウイルスの感染拡大や大雨で中止や規模縮小が続き、4年ぶりの通常開催となる。

 北アルプス・穂高連峰を望む河童橋のたもとを会場に、シーズン中の安全を祈願する神事があり、獅子舞やアルプホルンの演奏も披露された。

 主催者の小林清二上高地町会長は「昨年11月に閉山し、約6カ月の眠りから目覚めた。コロナ前の120万人を超える来場者を期待したい」とあいさつした。

 上高地インフォメーションセンターによると、上高地に通じる釜トンネルは17日から開通した。