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共同通信
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衆院憲法審査会が27日午前、開かれた。自民党は党憲法改正案4項目に掲げる9条への「国防規定」と自衛隊明記を主張し、議論を深めたいとした。立憲民主党は国民投票を巡り、改憲案の中身ではなく、資金投入量の多寡で賛否が左右されてはならないとして、資金規制が必要だと訴えた。
自民の新藤義孝氏は、国防規定と自衛隊を明記する理由は、憲法を頂点とした法体系を完成させ、国の根幹を整えることだと強調した。
立民の階猛氏は国民投票に関し「外国勢力の資金によって、改憲の賛否が決められることは主権侵害」と力説。支出限度額の設定や外国人からの寄付受領禁止を規定すべきだとした。